最近僕は SeireN や Lag. といったプロジェクトで、ストリーミング配信サービスを開始しました。
SNSに全リンクを貼るわけにもいかないので、各配信ストアのリンクをまとめたい!と思っていました。
できれば自分のブログや、他のSNSやYouTubeの埋め込みまで出来るサービスだとさらに嬉しい。
そこで色々調べていたところ、Odesliというところが運営している Songlinkというサービスを見つけました。
非常にシンプルなUIで、広告もないし、無料でも十分使えるサービスです。
この記事では、このサービスの良いところと、かんたんに使い方をご紹介します。
Songlinkの良いところ
広告がない
無料のリンクまとめサービスには、lit.linkやlink treeといった主要サービスが既に沢山あります。
SonglinkはLink treeが買収したみたいです。
ただ、ミュージシャン・アーティスト向けのものは有料が多く、無料でも広告が入るものが多いです。
このSonglinkには広告がありません。
実際の僕のSonglinkのページがコチラなので、チラ見してみてください。
好みのURLに設定しやすい
僕のSonglinkのURLがこちらです。
https://artist.link/siba
他にも以下の選択肢がありますので、ご自身のユニット名やバンド名がそのまま使える確率が高いです。
- song.link
- album.link
- artist.link
- pods.link
- playlist.link
- mylink.link
- odesli.link
例えば artist.link/バンド名、mylink.link/バンド名、みたいなことができます。
ミュージシャン向けの汎用的なアイコンがある
主要なリンクまとめサービスにもSpotifyやAppleMusicといったメジャーなサービスのアイコンが用意されてることがあります。
しかし、アイコンのないサービスは自分で用意したり、標準で用意されたあまりマッチしないアイコンを使うしかありません。
Songlinkは以下のようなアイコンが用意されています。
手動でURLとアイコンが設定できる
似たようなサービスに『Songwhip』があります。
『Songwhip』は、ユーザ登録不要で使えるリンクまとめサービスです。
任意の音楽配信ストアの楽曲ページやアーティストページのURLを入力して検索すると、自動で各種音楽配信ストアのページを取得して、まとめリンクを作ってくれます。
それ自体はすごく便利なのですが、配信はじめたてだと違うアーティストのリンクになってたりします。
そこで手動で設定したくなるのですが、僕が知る限り『Songwhip』は手動でカスタマイズ出来ません。
Songlinkは、アイコンとURLを手動で設定出来るので、多少手間ではありますが確実に意図したページにリンクさせることが出来ます。
また順番を並び替えたり、アイコンごとにセクションを分けたり、YouTubeを埋め込むことも出来るので便利です。
ブログにカッコよく埋め込める
カスタムHTMLで埋め込むとこんな感じでカッコよく埋め込めます。
Small
Medium
Large
Light
LightとDarkが選択出来ます。
やり方
自分で作成したURLを開くと『Embed』という部分があるので、これをクリックします。
以下のような画面が表示されるので好みの設定にチェックをつけて『CODE』の部分をブログなどに埋め込めばOKです。
ワードプレスの場合は、カスタムHTMLで埋め込んでください。
Songlinkの使い方
慣れると難しくもないですが、海外のサービスなので英語表記になっています。
順を追って説明していきます。
アカウント作成
そうするとダッシュボードにアクセス出来ます。
いよいよリンクを作成していきます。
その前に、入力したアドレスに認証のメールが届いていますので、記載のURLをクリックして認証を済ませましょう。
カスタムURLを作る
- 『New Page』をクリック
- 『Custom URL』から好みの接頭辞を選ぶ
(前述したsong.linkとかartist.linkとか) - 『Enter custum path』というテキストボックスに任意の文字列を入れる
(バンド名とかユニット名とか。ドットとか一部使えない文字列もある) - 『Set URL』をクリックする
- URLの出来上がり
ページをカスタマイズする
『Edit page』をクリックをして編集を開始します。
Automated links
『Add song, album or podcast』をクリックするとテキストボックスがポップアップします。
そこに主要サービスの楽曲やアーティストページのURLを入力すると自動でページ内にリンクされたアイコンが作成されます。
すべて意図したページになっていれば、そこで終わりです。
Title card
『Add title card』をクリックすると入力画面が表示されます。
ここに設定した画像がサムネイルになりますので、自分やバンドのプロフィール画像を設定しましょう。
『Enter title』はバンド名などを入れるのが良いでしょう。
『Enter subtitle』は、そのアカウントの説明を入れましょう。
ちなみにLINEやTwitterにURLを貼ったときに表示されるサムネイルの画像は、ここで設定した画像です。
Link sections
『Add section』をクリックすると『Enter section title』と出てきます。
これはアイコンを束ねるセクションの名前と思ってください。
例えば、ストリーミングサービスをまとめるなら『Listen』、ダウンロード購入出来るストアのリンクなら『Buy』という具合です。
他にも『SNS』とかでも良いと思います。
セクション名を決めたら、いよいよリンクを追加します。
『+ Link』をクリックすると『Link』という画面が開きます。
『Enter link title』にサービスの名前などを入力します。任意の文字列も指定可能です。
『Enter URL 〜』にSpotifyなど任意のURLを入力します。
URLを入力すると自動入力され、存在する場合はアイコンも選択されます。
存在しない場合は任意のアイコンを選択しましょう。
あとはこの繰り返しでリンクを追加していきます。
ゴミ箱のマークをクリックすると削除出来ます。
セクションを複数作った場合はドラッグすると順番を入れ替えることが出来ます。
YouTube embed
『Add YouTube embed』をクリックして、YouTubeのURL入力すると、YouTubeのページを埋め込む事ができます。
チャンネルページではなく、特定の動画のURLを入力してください。
チャンネルページは『Link sections』のやり方でリンクを貼りましょう。
無料なのは期間限定かもしれない?
料金のページに気になる文章があった。
こちらのページの内容を読むと以下のような記載があります。
Features
Songlink/Odesli provides automated, customizable links for songs, albums and podcasts. At this time, all of our features are free!
訳)
Songlink / Odesliは、曲、アルバム、ポッドキャストの自動化されたカスタマイズ可能なリンクを提供します。
現時点では、すべての機能が無料です。
現時点ではすべての機能が無料です。とありました。
また、プランの説明を読んでみると、無料プランの場合『Songwhip』と同じようにログイン不要でページを自動生成する機能しか使えないように見て取れます。
カスタムURLも使えないようです。
これはいずれ有料化されて、今使えている機能やURLも使えなくなるのでしょうか?
メールで問い合わせてみた。
せっかく見つけた最高のサービスがっ!いずれ使えなくなるなんて!
という事で、提供元にメールで問い合わせてみました。
僕が送った内容は、以下のとおりです。
このページを見たよ。
https://odesli.co/pricing
今使っているカスタムURLはいずれ使えなくなっちゃうの?
今カスタマイズしたページは、将来どうなっちゃうの?
そしたら、すぐ返信が来ました。
Hello!
Your URL and page will continue to work indefinitely.
Cheers,
Kurt
—
Kurt Weiberth
Founder @ Songlink/Odesli
Engineering Manager @ Linktree
訳すとこんな感じ。
こんにちは!
あなたのURLとページは無期限に機能し続けます。
乾杯
カート
いや、てか、創設者から返信くるんかい。
まずそこに驚きを隠せませんでしたが、嬉しかったので、以下のように返信しました。
最高だぜ!ありがとう!
目には目を、歯には歯を、愉快には愉快をということで、愉快に返信しました。
彼が創設者であることは、このブログで知っていたので、めっちゃびっくりしました。
話が大幅にそれましたが、どうやら無料で使い続けられるみたいです。
愉快な返信だからちょっと不安だけど、少なくとも取得したURLが使えなくなるとかはなさそうです。
広告が入ったりする可能性はあるかもしれません。
気が向いたら追加で問い合わせてみます。笑
おわり
いかがでしたでしょうか。
ざっくりですが、Songlinkの使い方をご説明しました。
あとは、現時点でアカウントを取得した人は、このまま無料で今の機能が使えることを祈るばかりです…。
無料のままで、広告が入ったりすることもないといいなぁ。